【創業と備品と見栄とバスターズ】

【創業と備品と見栄とバスターズ】
8年8ヶ月利用した家具やオフィス用品は
どこも買い取ってくれません。

整体院の移転で、受付けカウンターなど大き過ぎて持っていけない。
まずは売ることを考えた。しかし！
数社に当たりましたが買い取ってもらえず！逆に処分にカネかかる！
で「ウチで処分するよりも豊島区の指定の産廃業者に
　頼んだ方が安いですよ」とのことで、そうしました。

僕は8年8月前に開業するとき、中古でこの受付カウンターを購入。
おそらく13年以上の寿命。まだ使えるんだけど、やっぱり古い。

今の日本ではまだまだ、創業するときに
張り切って新品でオフィス備品を揃える方々は多い。

ところが3年もたたないうちにバンバン会社やお店は潰れる。
スズメの涙ほどのお金にしかならないが
そういったピカピカの備品を激安で買い取りメンテして
売り出す。（ハイエナどもと揶揄されるが・・・）

将来独立するんだ！ワクワク！願いはかなう！根拠のない自信を持とう！
それも結構だが　
オフィスバスターズさんやテンポスバスターズさんを
訪ねてみてください。古いものもあるけど、新品同様の
商品がゴロゴロあります。そして安い。

ここからは私個人の考えです。
バスターズさんの商売が成り立っている原因の一つとして

★長年の夢の創業なんだから、新品で揃えよう！
★中古品？前の持ち主の怨念ガ～　とスピリチュアル・迷信で
中古品を嫌う。
★クラウドファンディング（口先＆感動的なムービーをお金をかけて
業者さんに作成してもらう！）・
タダでもらえる助成金（そのかわり書類作成に時間を取られる）・
日本政策金融公庫からの融資
（怪しいコンサルに事業計画書を作ってもらい引っ張ってきた。
手数料がすごい！）
などで集めたお金があるんだから新品でドンと購入しようぜ！

こういった思考で創業する人たちの割合がまだまだ多いから。
お客様の為にならない備品選びにお金と時間をかけすぎる人が
まだまだ多いから。

「バスターズさんに並んでいる品物、綺麗な物が大半！」
・・・ということはだ。つまり、今の日本の創業者は
まだまだ甘い！余計な見栄を張り過ぎ！ちゅうこっちゃ！

なあ、例えば創業したばかりの小さな会社。
受付カウンターや衝立や社員の机や椅子や書類棚のロッカーやら
中古で揃えてて（掃除はしっかりやってる）
訪問したお客様が
「なんだぁぁぁ！この会社はなっとらん！」
と判断して商談が破断、ビジネスチャンスを逃す。
そのようなケースありますかね？

んなケース、まずないだろ。

むしろ「おっ、余計な経費をかけていない節約志向の会社だな」
と好印象を持つ人が多いのでは？

お客様のための、面談用の机と椅子は中古だが綺麗で
創業社長の机と椅子は、粗大ごみで拾ってきた机とパイプいす
なんて最高やないっすか！？俺なら一発でファンになる！

直接お客さんの為にならない備品の
グレードアップは利益出てからで十分！

以上！長年愛用した受付カウンターの処分
（今のお店ではカラーボックス2つで代用！）
から思いついたことを書いてもらいました